転職して少したった。今回の転職活動で準備したもの、利用したものなどをメモに残す。期間が短かった割に活動自体の中身は非常に濃かったと思うので。

背景

所属していたチームがなくなることになった。前職の期初は7月である。当然期末までに色々片付けることは残っていたが、7月から何をしていくかも合わせて考えないといけない。この時に「社内に限らず可能性を模索してみよう」と思った。社内で探すのも社外で探すのもそんなに手間が変わるとは感じなかったし。

トリガーは、話す相手によってネガティブにもポジティブにも捉えられそうなので、この辺にしておく。そこは本質ではないし、まあどうでもいいといえばどうでもいい。キャリアを考えることについては、基本ポジティブな流れだったと自分では思っている。

期間

2024年4月頭(本格的に探し始めたタイミング)〜2024年6月頭(最終的に内定承諾したタイミング)

今の所属への入社が7月であることを考えると、始めるのもちょっと遅かったし、決めるまでもかなりギリギリまで時間を使っている。

これは、先述の期初を考慮したため。もし、残る場合、もしくは期を跨いでからの転職が決定する場合は、7月から新しい所属になる。残る場合は別に構わないが、転職が期を跨ぐ場合に1Qも在籍しない人の目標設定、評価に巻き込まれるマネージャが出てくるわけだ。これは明らかにマネージャにとっては災難だ。なんなら何も価値を出さない想定の人に給与支払うとか。なので、なるべく6月退職が可能なように決めていった。そういう意味では今回面接を受けた各企業様にはかなり急ぎ目に対応いただいた形になる。採用において焦って決めることの危険性は認識しているので、この点については感謝しかない。

なお、退職意思を表明したのは引き継ぎや有給取得を円滑に進めることを考慮して5月下旬だ。余裕があったとはいえ、かなりギリギリの意思表明になってしまった。この時点で全ての会社で選考が終わっていたわけではなかったが、1社内定と条件が提示されたため比較軸ができ、前職に残らないことはここで決断した。

事前準備

まず、今回の転職活動の軸を決めることにした。なお、残る可能性もあったが、それにしたってキャリアを変えることになるので、まとめて転職活動と呼称することにする。実際に面接中とかにも答えていたのは以下のような内容。

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一緒に働きたい人と自分がこれから取り組みたい課題にアンドが取れること

</aside>

実は自分が転職者側に立つケースでは、今まで「一緒に働きたい人」を優先したことはほぼない。ここ10年ほどの働き方を経て、うっすら思っていたことを言語化した形になる。

そうすることで、転職することが優先ではなく、今後の自分がどう仕事をしたいのか、を実現するために選択肢の一つとして転職をいれていることを説明できるようになったと思う。ただし、実際にジョインする企業を決めるときはこれだけでは決まらなかった。というのも、ありがたいことにこの軸を満たしているところしか内定が出なかったからだ。

このタイミングで用意したのは以下3つでいずれもNotionのドキュメントとして準備した。

履歴書についてはJIS規格フォーマットじゃないとダメかな、と思っていたが、項目の構成をあわせておけばどの会社もNotionからのPDFエクスポートでも受け取ってもらえた。職務経歴書とこれから取り組みたい課題についてはWeb公開ページにしてURLを送った。

また、今回はスタートアップも視野に入れていた(スタートアップを狙っていたわけではない)ので、経験のある知り合い何人かにスタートアップで働くことについて壁打ち的に話を聴いてもらって自分でもイメージを持つようにした。なお、ここからカジュアル面談やエージェントの紹介につながっている。